子犬の低血糖。原因や症状、応急処理について

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子犬 低血糖

子犬の低血糖は、「食事のタイミング」や「ストレス」で起こることが多いのですが、飼い主さんの行動次第で防ぐことが可能です。

ここでは、

  • 子犬の低血糖症の原因や症状
  • 子犬の低血糖の後遺症
  • 低血糖の子犬の食事メニュー
  • 子犬の低血糖の予防、対処法や応急処置
  • 老犬の低血糖の症状や対処法

についてご紹介します。

世話を怠ると すぐに症状が出ることもあるので、常に子犬の様子をチェックしておき、急な変化にも対応出来るようにしておきましょう!

子犬の低血糖症の原因

子犬が低血糖になる原因は、「食事のタイミング」か「ストレス」であることが多いです。

生後まもない場合は 3時間おきにミルクが必要で、これを怠ると低血糖症を引き起こします。ミルクを卒業したワンちゃんでも、半日ご飯を食べないと低血糖症になるので注意が必要です。

また、子犬は環境の変化で大きなストレスを抱えてしまいます。お家に来てから2週間ほどは、注意して見てあげましょう。

子犬の低血糖の症状について

発作
低血糖症の発作は、意識がある場合とない場合があります。意識がない場合は、そのまま命を落としてしまう危険もあるので、すぐに病院へ行きましょう。

ぐったりとして、ふらついたり 元気がないときは、低血糖の初期症状の可能性があります。特に子犬は、数時間 ご飯を食べないだけでも低血糖に陥るので、見落とさないようにしてください。

痙攣
低血糖による痙攣の場合、てんかんのような筋収縮はそれほど強くありませんが、持続性があり 油断はできません。前肢だけを強張らせたり、歯を食いしばるような症状も見られます。

意識がない、または弱くなっているので、大変危険な状態です。

子犬の低血糖の後遺症とは?

子犬が低血糖を起こしたとしても、すぐに適切な処置を受ければ、後遺症もなく回復することがほとんどです。しかし、低血糖に気付かずに放置していた時間が長くなると、後遺症が出る場合もあります。

意識がない状態が長時間続けば 脳に酸素が届かないので、手足に障害が出たり、失明する可能性も…。命を落とすこともあるので、様子見で放っておくことはやめてください。

異変に気付いたら、すぐに対応するようにしましょう。

子犬の低血糖の予防について

子犬は、食事でしか糖分を吸収することが出来ません。

低血糖は、食事量が足りていなかったり、空腹状態が続くことが原因とされるので、適切な量を食べさせることが大切です。

また、食事の回数も「1日に4~5回」を目安にしてください。一度にたくさん食べると、消化不良を起こしてしまうので、回数を分けて与えるのがポイントになります。

体が冷えると血糖値が低下するので、クーラーの効きすぎや 体を冷やす食べ物を与えるなどの行為は、やめておきましょう。

低血糖の子犬の食事メニューは?

子犬 低血糖

低血糖を引き起こした場合、ブドウ糖などを中心に与えてあげましょう。デンプンなど、糖に変わる食材を使用したフードもおすすめです。

子犬の低血糖の対処法や応急処置

自宅で出来る応急処置としては、次の3つがあります。

ブドウ糖
糖の吸収が早いので、ブドウ糖が一番おすすめです。最近は ドラッグストアでも手軽に購入出来るので、ストックしておくといいでしょう。固形タイプであれば、ぬるま湯で溶かしてから与えましょう。

ガムシロップ
ガムシロップなら 薄めるなどの手間もないので、手軽で素早く対処することが可能です。指につけて、舌の上にのせてあげましょう。

もし口を開けることが出来ない場合は、粘膜から吸収させるために、肛門に塗ってください。

砂糖水
冷たい水だと砂糖が溶けにくい上、体を冷やしてしまうので、ぬるま湯で砂糖を溶かしてください。ただし、砂糖は粒子が大きいので、吸収までに少し時間がかかります。

自宅での応急処置をしても、病院へは必ず行くようにしましょう。応急処置はあくまで その場しのぎのもので、1時間もするとまた低血糖を引き起こすことがあります。

子犬の低血糖はいつまで、何か月続く?

重度の低血糖の場合は、病院で治療したあとに入院をして、治療を継続することもあります。1~3日ほど入院するワンちゃんもいれば、低血糖症の度合いによっては 1~2週間入院するワンちゃんもいます。

また、低血糖症からくる合併症を引きこした場合は、治療に数ヶ月かかります。

低血糖症の発見が遅いと、それだけ治療も長引くということ。油断は禁物です。

老犬の低血糖の症状や対処法

低血糖症は、子犬だけでなく 老犬も注意が必要です。加齢に伴って、すい臓や肝臓の機能低下は免れません。しっかりご飯を食べていても、消化や分泌が上手く働かないと、低血糖になってしまいます。

症状は子犬と同様に、「元気がなくなる」「ふらつき」「体の麻痺や痙攣」などが起こります。

老犬の低血糖の治療は、糖分の摂取だけでは難しく、すい臓や肝臓の状態を把握しながら、きちんと病院で治療をする必要があります。