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ペットを飼っていると、飼い主さんがお仕事に行ったり、お買い物に行ったりする際、どうしても子犬にお留守番をさせないといけない時があります。
では、子犬はいつからお留守番できるようになるのでしょうか?
ここでは、
- 子犬だけでお留守番ができるようになる時期
- 長時間の留守番になる時の対策
- お留守番中に鳴く理由と対策
- お留守番中に退屈しないおもちゃやグッズ
- 子犬はゲージに入れておくべきか?
- テレビを付けておくほうが良いのか?
- お留守番中のトイレ
について、それぞれご紹介していきます。
子犬だけのお留守番はいつからできる?
調べてみると、早いワンちゃんなら「生後2ヶ月」でお留守番が出来るようになるそうです。そのためには、きちんとワンちゃんが快適に過ごせる空間を作ってあげることが大切です。
最初は短時間しか出来なかったお留守番も、だんだんと長時間できるようになってきます。
共働きで長時間(10時間)の留守番になる時の対策
お留守番は、得意な子と不得意な子に分かれます。犬にも性格があるので、5分も我慢できない子がいれば、逆に12時間以上 我慢できる子も。
しかし、本来 犬というのは、お留守番が苦手な動物。特に人を接することが大好きな場合は、長時間のお留守番は苦手のようです。
では、長時間お留守番をしてもらう時、飼い主さんが出来る対策に どういうものがあるのか、見ていきましょう。
①部屋を片付ける
子犬は何でも興味を持つので、誤って飲み込んだりしないように片付けておきましょう。観葉植物やコンセントプラグなども危険なので、外すなりして対策してください。
②室温・湿度
ベストな室温は22~25度、湿度は50%です。季節によっては エアコンを上手く活用して、子犬が過ごしやすい部屋にしましょう。
寒い時は、ブランケットなどを置いておくのもおすすめ。夏場は、熱中症にならないように、水は絶対に忘れないようにしてください。
子犬がお留守番中に鳴く理由と対策は?
子犬にお留守番をさせて、部屋を出た途端、「くぅ~ん」と鳴いて困ったことはないでしょうか。
このように鳴くのは、不安で寂しいからです。大好きな飼い主さんと離れ、不安でたまらなくなっています。
小型犬は特にその傾向が強く、ストレスで体調を崩してしまう恐れがあるので、お留守番させる時は 短時間から試すようにしてください。
対策としては、テレビやラジオをつけて「人の声を聞かせてあげる」のが効果的です。人がいるようにすることで、不安は軽減されます。
また電気は消さないこと。消してしまうと余計に不安になってしまいます。
好きなおもちゃやお気に入りの毛布などを置いておくのもいいでしょう。
お留守番中に退屈しないおもちゃやグッズは?
お留守番中に退屈してしまうと、家の中をめちゃくちゃにしてしまうこともあります。そこで、おすすめのおもちゃを いくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
◎Mudder 犬用噛むおもちゃ ボール
800円
直径7cmの噛むボール。噛み応えがあり、歯磨き効果もある人気商品です。ボールは水洗いが出来るので、衛生面でも安心。素材は天然ゴムなので、ワンちゃんの体にも優しいです。
◎Nana クランチ ミニ
568円
柔らかいメープル材のおもちゃ。甘い香りがするので、子犬が夢中になってかじり 遊びます。フレーバーは9種類あり、お気に入りを見つけるのもよし。サイズも3パターンあるので、犬種などに合わせて選べます。
◎ドギーマン アミーバー ボール
Sサイズ 583円
噛み心地に夢中になるワンちゃんが続出!中におやつを入れることが出来るので、お留守番のおもちゃにもぴったりです。サイズも選べるので、成長に合わせて買い換えるリピーターさんもいます。
お留守番中、子犬はゲージに入れておくべき?
ゲージに入れておくかどうかに関しては、お留守番させる時間によって使い分けが必要でしょう。
短時間であれば、ケージに入れておいても問題ありませんが、長時間となるとケージはやめておくべきです。
ケージ内は狭いため、自由に動けるスペースがほとんどありません。これでは、ワンちゃんにとってストレスになってしまいます。基本的にフリーにさせてあげるほうが、ワンちゃんもお利口にお留守番が出来るでしょう。
短時間であればケージ内でも大丈夫です。また、ケージに入れることで 誤飲や部屋を荒らすことはなくなるので、メリットもあります。
上手く使い分けて、ワンちゃんと飼い主さん それぞれのストレスがかからないようにしてみてください。
子犬の留守番中はテレビを付けておくほうが良い?
お留守番に慣れていない子や 不安で鳴いてしまう子に対しては、テレビをつけておくのは効果的!テレビから聞こえる人の声や音で、寂しさを軽減できます。
しかし、普段からテレビに慣れていない子には逆効果。テレビがない方が、お利口にしています。
このように、普段の生活に合わせて活用しましょう。
他にも、ワンちゃんの性格によっては、音に敏感な子がいます。テレビの音や映像に怖がってしまって、お留守番が苦手になってしまうことも・・。
愛犬の性格も考慮して お留守番の環境を作るのがポイントです。はじめてのお留守番の際は、特にチェックしておきましょう。
お留守番中、犬がウンチまみれになるのを防ぐ方法
お留守番中というのは、いつもよりも不安な状態なので、トイレを失敗することもよくあります。トイレトレーニングを始めたばかりの時はなおのこと。
とはいえ、飼い主さんが外出中なので、どうすることも出来ません。家に帰って、唖然とした経験がある人も多いでしょう。
子犬の場合は、特に飼い主さんと離れるのを嫌がります。
それでも、お留守番してもらわないといけないときは、ウンチを散らばさないように 細かく裂いた新聞紙をケージ内に敷いておくことです。新聞紙のおかげで、部屋がウンチまみれになるのを防いでくれます。
お留守番中のトイレの失敗を防ぐコツは?
トイレトレーニングがまだしっかり出来ていない場合、お留守番中にトイレを失敗することがあります。これはわざと飼い主さんを困らせようとしているわけではなく、不安になっているからなので 怒らないであげましょう。
トイレの失敗を防ぐなら、ケージを上手く活用しましょう。普段から ケージで過ごす習慣をつけさせることが、ポイントです。「ケージは安心する場所」だと認識すれば、お留守番していても不安は軽くなります。
また、いきなり長時間お留守番させるのでなく、普段から慣れさせておきましょう。
お留守番当日は、30分以上遊べるようなおもちゃを用意したりして、不安を軽減させる工夫をしましょう。不安が減ればトイレの失敗もなくなります。