子犬の狂犬病。予防注射の時期や料金、散歩について

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子犬 狂犬病

犬を飼うのであれば、狂犬病予防のためのワクチン注射は欠かせません。

ワクチン接種を受けていないと 散歩で外へ行くことができないので、気を付けましょう。

予防接種の時期や料金、副作用や注射証明書をもらうまでの流れについて知っている人は少ないと思います。

ここでは、子犬の狂犬病に関して、

  • 子犬の狂犬病ワクチンについて
  • 子犬の狂犬病予防接種の時期はいつ?
  • 狂犬病の子犬に噛まれたらどうなる?
  • 狂犬病注射がまだの時の散歩について
  • 狂犬病ワクチン後、散歩に行けるのはいつから?
  • 子犬の狂犬病ワクチンの副作用について
  • 犬の狂犬病ワクチン注射の間隔は?
  • 狂犬病の注射証明書をもらうまでの流れ
  • 犬の狂犬病の症状について
  • 狂犬病ワクチン注射の料金は?
  • 狂犬病注射を打ってない犬はどうなる?

をご紹介します。

子犬の狂犬病ワクチンについて

子犬は免疫力が成犬に比べて低く 感染症の心配があるので、お家にお迎えしたら 一定の期間まで定期的にワクチンの接種をしなくてはいけません。

その一つが「狂犬病ワクチン」です。狂犬病ワクチンは、コアワクチンといって 法律で義務付けられています。

さまざまな病気をカバー出来る混合ワクチンを注射するのですが、狂犬病ワクチンとは別になります。

子犬の狂犬病予防接種の時期はいつ?

狂犬病ワクチンの接種時期は、3回目の混合ワクチンが終わった1ヵ月後が目安です。

2年目以降も狂犬病のワクチンは必要で、4~6月に毎年接種してください。

接種後は保健所に届けが必要となっています。

狂犬病の子犬に噛まれたらどうなる?

狂犬病は、万が一 人間に感染すれば命を落とす可能性もある大変怖い病気です。

狂犬病の子犬に噛まれるとすぐに命にかかわるわけではありません。

まず潜伏期間が1ヶ月ほどあり、その後 初期症状として発熱や頭痛、倦怠感、悪寒といった風邪によく似た症状が出ます。

そのまま進行すれば意識障害や錯乱、全身麻痺、臓器不全などを引き起こします。

これは子犬・成犬に関係なく、狂犬病に侵されている場合 症状に違いはありません。「噛まれたのが子犬だから大丈夫だろう」というわけにはいかないのです。

狂犬病注射がまだの時の散歩について

子犬 狂犬病

子犬の散歩は、基本的に「3回目の混合ワクチンを接種してから2週間後」からOKとされています。

なので、狂犬病のワクチンはまだでも「3回目のワクチンが接種済み」で「2週間経過している」のであれば、散歩しても問題ありません。

とはいえ、野犬や地域によっては 狂犬病のワクチンを接種していない犬も多いので、万が一噛まれたりすると危険です。

最初の頃は 抱っこして外の環境に慣れさせる程度の散歩でも十分でしょう。生後半年くらいであれば、絶対歩かせないといけないわけではないので 無理はしないことが大切です。

狂犬病ワクチン後、散歩に行けるのはいつから?

他のワクチンと同様に、接種してすぐに効果が出るわけではありません。

ワクチンを接種して体の中で抗体が産生されるまでは2週間ほど時間がかかります。狂犬病ワクチンを接種したら、2週間は散歩は控えると安心です。

2年目以降は 抗体がすでに体内にあるので、接種してすぐに散歩に行っても問題ありません。

ただし、注射が苦手な子はしばらくぐったりしてしまうこともあるので、そんな時は無理に散歩せず落ち着くまでは待ってあげるといいでしょう。

子犬の狂犬病ワクチンの副作用について

狂犬病ワクチンの主な副作用は、嘔吐や下痢、発熱、消化器疾患、湿疹などになります。

他にもアナフィラキシーが副作用に含まれるとされており、アナフィラキシーショックを起こせば命にかかわります。可能であれば接種後30分くらいは病院で待機するなどしておくと安心でしょう。

接種後に何だかいつもと様子が違う、元気がない、ご飯を食べない場合は副作用が出ている可能性があります。

小型犬の場合は特に症状が強く出やすく、症状が急速に悪化する恐れもあるので注意しましょう。

犬の狂犬病ワクチン注射の間隔は?

混合ワクチンと狂犬病ワクチンを同時に接種することは出来ません。それぞれ2週間は間隔を開ける必要があります。

子犬の時に狂犬病ワクチンを接種したらそれで終わりではなく、その後は年に1回必ず予防接種をします。

市区町村によっては集合予防接種を行っているケースも多く、毎年4~6月頃に実施されます。

狂犬病の注射証明書について

子犬 狂犬病

注射後、狂犬病予防注射済票の交付が受けられます。この時、手数料として1件550円が必要となります。

狂犬病予防注射済票は毎年更新されるので、デザインが異なります。票に記載されている年度のみ有効となります。

犬の狂犬病の症状について

犬が狂犬病に感染すると、2週間~6週間ほどの潜伏期間をおいた後に発症します。

初期症状としては、食欲不振や異常行動、不安といったものが見られます。その後、狂乱状態になります。狂乱状態になると、異常に吠えたり 徘徊したり、攻撃的になります。

そして大量のよだれ、筋肉の麻痺、昏睡、衰弱といった症状が現れます。

狂犬病ワクチン注射の料金は?

市に委託された動物病院と、集団予防接種では料金が異なります。

動物病院の場合は 自由診療の領域なので、料金は病院ごとに違ってきます。

集団予防接種の場合は3000円前後になっており、別途「狂犬病予防接種済票」の交付手数料は一律で550円かかります。

動物病院では集団予防接種の料金よりも高くなることもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

狂犬病注射を打ってない犬はどうなる?

ワクチンを接種していなくても、犬の体調が変わるとかはありませんが、人や他の動物を噛んでしまえば取り返しがつかないことになる可能性が非常に高いです。