子犬が誤飲したかも!という時に飼い主が確認すべきこと

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子犬 誤飲

犬が人間と一緒に生活をしていく上で、注意しなければいけないことが いくつかあります。子犬の誤飲もその1つ。

子犬はいろんなことに興味を持ち、つい口に入れてしまうこともしばしば。飼い主さんが気が付いて、すぐに出させることが出来ればいいですが、そのまま飲み込んでしまえば大変なことになります。

ここでは、

  • 子犬が誤飲をしたときの症状
  • 誤飲後に嘔吐や下痢をした時の対処法
  • 子犬が誤飲しても元気な場合の対応
  • 誤飲後、ウンチが出るまでの期間
  • 誤飲したものを吐かせる方法
  • 犬の誤飲にかかる手術費用

についてご紹介します。

子犬が誤飲をしたときの症状は?

◇子犬が「プラスチック」を誤飲した場合

小さいプラスチックの場合、誤飲してもあまり見た目に変化は見られないでしょう。しかし、大きいものであれば 吐き出そうとします。

プラスチックは そのまま便と一緒に排出されることも多いですが、窒息したり腸閉塞などを起こすおそれがあるので、早めに病院で見てもらう方が安心です。

子犬の場合は、特に用心してください。

◇子犬が「ゴム」を誤飲した場合

飲み込んですぐは プラスチックと同様に、症状があまり見られません。しかし、時間が経つにつれて 吐いたりする可能性があります。

子犬の場合、消化器官が小さいので詰まりやすく、自力で排出するのが難しいです。すぐに病院で診てもらいましょう。

◇子犬が「布」を誤飲した場合

布もあまり変化が見られません。消化出来ずに、胃や腸で詰まる危険があるので注意が必要です。

自然に排出すれば問題ありませんが、放置すると 炎症や腸閉塞の原因になります。

◇子犬が「ビニール」を誤飲した場合

ビニールの場合、便と一緒に排出されることがほとんどです。飲み込んだ際も、特に変化も見られません。

子犬の場合、何でも口に入れるので 誤ってビニールを飲み込むことも結構あります。

気付いたら 水分をたくさん飲ませて、排出しやすいようにしてください。ただし、大きいものを飲み込んだときは 排出されにくいので、病院で処置してもらいましょう。

子犬が誤飲後に嘔吐や下痢をした時の対処法

誤飲をしても、すぐに嘔吐や下痢のような症状は出ずに、2~3時間後に症状が出てきます。

もし嘔吐や下痢をしているようなら、自力で排出が難しい可能性があります。早く病院で処置してもらってください。

ネットでは、「飼い主さんが無理やり吐かせて処置をする」というのも見られますが、素人判断で無理やり吐かせようとするのは、悪化する可能性があるので危険です。

また、しばらく様子を見るという場合は、脱水症状に気をつけてください。

子犬が誤飲しても元気な場合は様子見で良いの?

プラスチックや布、ビニールなどで小さいものを誤飲した場合は、自然と排出されることが多いので 様子見でも大丈夫です。半日経っても元気であれば、そのまま便と出てくるのを待ちましょう。

ただし、電池やたばこ、爪楊枝など 体に影響を及ぼすようなものを誤飲したときは、様子見せずに すぐに病院で診てもらってください。

また、明らかに大きなものを誤飲した場合は、元気にしていたとしても急変する恐れがあります。誤飲後、数時間は目を離さないようにしておくほうが安心です。

犬の誤飲後、ウンチが出るまでの期間は?

子犬 誤飲

誤飲してすぐにウンチとして排出されるわけではありません。

だいたい、飲み込んでから2~3時間で胃に到達して、消化が始まります。腸を通ってウンチとして外に出るには、思っているよりも時間がかかります。

目安としては、2~3日。ウンチを毎回確認して、ちゃんと出たかチェックしておきましょう。

もし 2~3日経っても出てこないようなら、詰まっている可能性があります。病院でレントゲンを撮ってもらえば すぐに分かるので、診てもらうといいでしょう。

万が一 体に残ったままの場合、腸内を傷つけ、そこから炎症を起こすこともあります。

処置にしても大手術になることもあるので、気になるときは自己判断せずに、医師に相談してみましょう。

犬に誤飲したものを吐かせる方法は?

もしワンちゃんが誤飲したら、吐かせるのが最も効果的で重要になります。といっても、無理やり口に手を突っ込んで…なんてマネはしないでください。

吐かせる為に必要なものは、「飽和食塩水」です。水に食塩を溶かしたもので、溶け残りが出るまで食塩を溶かしてください。薄いと意味がありません。

この飽和食塩水を、ワンちゃんの体重1kgあたり2~4mlを目安に無理やり飲ませます。嫌がると思いますが、強制的にでも飲ましましょう。これで、5割のワンちゃんは吐くことが出来ます。

ただし、あくまでも「応急処置」です。吐くといっても、残り5割のワンちゃんは吐けないことになります。素人判断での処置は、後々影響が出ることもありますので、基本は病院で処置をしてもらいましょう。

犬の誤飲にかかる手術費用はどれくらい?

誤飲による診察や処置であれば 2万円くらいになります。これが 手術ともなれば、もっとお金がかかります。

単純に取り除くだけでも、入院費などもろもろも含めて8~9万円ほどになります。開腹手術ともなれば、手術のみで8万円ほど必要になり、入院費や麻酔などの費用を含めると10万円以上になります。

また、腸閉塞など別の病気を引き起こせば、さらにお金は かかります。自己判断で放置した結果、莫大な費用がかかってしまった…なんてことにならないよう、おかしいと思ったらすぐに病院で診てもらうほうがよさそうです。